じぇいぶろぐ

夏のワンフェスに向けて頑張ります

現在の造形素材事情

まだまだ未熟者ですが、これまでに触ってきたフィギュアの素材に関する色々を。

もっと経験積んだらまた新しいの書きます。

 ネット上には似たようなコトをちゃんと詳しく書いてる記事がたくさんあるのでそっちも参考にしてください。

 

スカルピー

グレイスカルピー 454g

グレイスカルピー 454g

 

 今一番使ってるヤツ。まだ何も完成させてないけどね。オーブンで焼くと固まります。それまではずっとモチモチ。

有機的な表現が得意分野です。

加えて、焼き固めるまで割れたり欠けたりしないので、手のような小さくて細くて有機的なパーツには最適。

一応「オーブンを130度に設定して10分位位加熱してね☆ミ」とパッケージに記載されてますが、温度設定できない安物のトースターでも気温に合わせて時間調整してやれば大体上手くいきます。

作品完成までのロス(やすりやナイフで削ってゴミ箱行きになる部分)は基本的に5%以下。9割近く進めといて、やっぱり気に食わない!ってなっても、使ったスカルピーを削いで再利用できるのがvery good.つまり気に入ったフィギュアが完成するまで一体分の材料で何体でも作れる。

スーパースカルピーにはベージュとグレーがあります。この二つ、色だけでなく性能も結構違うようで。初めて扱ったのがグレーの方で、あまり良い印象なかったんです。触ればボロボロ崩れるし。硬くて練り辛いし。スカルピー同士の食いつきも良くないし。

対して、ベージュのスーパースカルピーは耳にしたスカルピーらしい性能で気に入っています。

グレイスカルピー(スーパースカルピーのグレーとは別物)も持ってますがまだ触れてない。 

 

エポパテ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

 
ウェーブ ミリプット・エポキシパテ グレードS

ウェーブ ミリプット・エポキシパテ グレードS

 

長らくお世話になってるヤツ。スイクンはほぼコレで作りました。盛れるし削れる。スタンダードな性能。

アホ毛の先から靴の裏までどんなパーツの作成にも適応できます。

タミヤのモノを二種類とウェーブのモノを二種類触りました。

掲示板にて教えて頂いた方法なのですが、タミヤのエポパテは即硬化タイプと高硬化タイプを1:1で練り合わせて使ってます。こうすると固過ぎず、柔らか過ぎない良いエポパテができます。でも一々必要な分量をそれぞれの主剤と硬化剤から1/4ずつ切り出して練り合わせるのはちょいダルイ。

ウェーブのは軽量タイプとグレードS。

前者はとにかく使いやすい。THEエポパテ。スーパースカルピーみたくベージュとグレーの二色がありますが、性能に違いはないです。ベージュのが安いのでベージュ一択。

後者は石粉が練りこまれていて表面が滑らか。#200番位の紙やすりまで当てれば色の白さによる錯覚も伴って、もうこれ以上表面処理いらないんじゃねーかな?って感じるほど。硬化後はしっかりとした硬さがあり、エポパテ版ポリパテという印象。水と合わせて練ってやればスカルピーと肩を並べる程の盛り性能もあります。でも今の俺ではその高い性能を充分に活かしきれてなさそうなのでしばらく手を引くことにします。

 

ポリパテ

タミヤ メイクアップ材 ポリエステルパテ (40g) 87097
 
ウェーブ パテ革命 モリモリ 120g

ウェーブ パテ革命 モリモリ 120g

 

この素材正直言って良くない。今は封印してます(理由は後述)。リーリエはほぼこれで作った。切削粉になる割合が大きいので体積に対する値段が安いようでそうでもない。

ざっくりとした大きなパーツをつくるのに向いてます。粘りというか結合力が高いのでエッジを出しやすいのと、硬いのでそのエッジが鈍りにくい。

気泡が大小問わず入るのでしっかりした表面処理が必要です。

強力な有毒ガスが発生するのが最大の問題点です。一般家庭の換気能力じゃ完全な対策は無理ぽ。脳と筋肉と骨に直接キます。スゲー気分悪くなります。リーリエ作ってる間は家族全員の体調が悪くなってたような。

主剤も硬化剤も日持ちしない。劣化すると全く硬化しません。

 

 

ホントは3DCGに移行したい。ZBrush触りたい。