【ポケモン】リーリエ PART2
では今回から作業の様子を
まずリーリエの体を体の部位ごとに分割して長方形のブロックにします
それをコピー用紙に描き出して細く切ったものとテープで囲い鋳型的なものをつくります
ここへポリパテを流して固めると各パーツのもとになるベースが得られます
直接パーツの輪郭を描き出してもいいのですが少々紙にシワができてベースが歪むので私はできた直方体の表面へ直接描き出す方法をとります
このリーリエフィギュアの大きさは大体1/5スケールの全長約250mm(25cm)を予定しています
ちなみにスケールというのは フィギュアの大きさ/実物大の大きさ の比率です
といっても直立での話なので全体の高さはポーズや台座次第で変わるんですけど
市販品の人型フィギュアの多くは1/7~8スケールで幅広く見積もっても100mm~200mm位の大きさなので実は今回のリーリエはかなり大きいんですよ
実は現在制作中のアーチャーの顔の造形が本当に大変で
・男性の立体的な頭部の資料がない
・小顔で微調整がやりづらい
・中心軸があいまいで左右で非対称なものに
…と非常に苦戦しています
今の実力ではこまごまとしたリアル寄りのものよりデフォルメの効いたアニメ調のデザインがいいのではないかと
じゃあ、さらに大きいサイズならなおよし、と。
だがでかすぎた
以前から放置していたモリモリを使って早速つくり出そう!っと
蓋をあけてみると部分的に硬化してたり、ゴム状化とか結晶化してるんですよ
それに以前はほとんど白色だったはずがなかなかのピンク色に
やべぇ、と思いつつ硬化剤と混ぜ合わせてみる
硬化しない
まったくこうかしない
てかそもそも初心者が2kgも一度に買う必要はなかったのだ
なぜに無駄に徳用版買ったし当時の俺
しかしそんなこともあろうかと
業務用のポリエステルパテ、その名もロックポリパテ
近くのホームセンターの閉店セールで買っておいたのだ
当然ながら新品未開封なので硬化不良の心配はほぼないぜ
いざ使ってみると
硬化時間やら硬さやら色やら密度等モリモリとの違いが多くて驚きですね
うむ、ちゃんと固まった。
固まったのだが非常に硬い。ガッチガチ。ゴリゴリ。
ナイフもドリルもそう易々と通さない。
このときの俺は翌日から筋肉痛地獄が始まることを知る由もなかった…
早速顔の造形に取り掛かります
他のパーツに比べて顔は求められるクオリティが高く、難易度が半端ないので早めに取っかかります
一ヶ月の中でどれだけ時間と執念をかける事が出来るかが最終的な良し悪しを決めます
うーむ、まだまだ調整が必要みたいですね(汗)
さて。
フィギュア作製において対象となるキャラクターの特徴を掴むことは重要です
リーリエにおける一番の大きな特徴は白くて大きな帽子と言えるでしょう
だがしかし
フィギュアにとっては大きな帽子は非常に邪魔
顔に光が入らず暗くなってしまうのだ
イラストなら影でも適度に明るくできるんですが、立体物においてはそうはいかない
光の当たり方を考慮したポーズを考えなければなりませんね
もっとも、日よけを目的とした大きさの帽子なので当然ですが
~余談~
大阪日本橋で美少女フィギュアの参考に「グッドスマイルカンパニー」の「鹿目まどか ~始まりの物語/永遠の物語~」を買ってみました
お写真へたくそでごめんね
ここまで長くなったので感想を二行で
・量産品とはとても思えないクオリティまじはんぱねー
・親にはとても見せられないね